1年生8人で練習を始めた頃には、予想だにしなかった全国大会出場。高校の部で、私たちと同じ『テレプシコーレ』が6団体並び、緊張しました。
他団体から強いプレッシャーが伝わってくるリハーサル室で、全国のレベルの高さを痛感。シャンデリアの美しいコンサートホールで、夢のようなステージはあっという間に過ぎました。審査発表を受け、肩の力が抜けてホッとしたのを憶えています。
旅の思い出に一同、キャナルシティ博多へ出かけたら、さきほど同じステージにいた四国代表高松第一高校の金管メンバーと偶然出会い、同じ曲を演奏した者どうし、盛り上がった一幕も。若いエネルギーを出し合って音楽に向き合い、メンバーの心を一つに駆け抜けた、貴重な時間でした。
第22回全日本アンサンブルコンテスト・金管8重奏(1999年)
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