OB・OGの皆様、こんにちは。

長野高校吹奏楽班、1997年度卒業の葛尾(旧姓、佐々木)瑞穂と申します。
フルート担当でした。

事務局の方から、当時のエピソードというお話でしたが、23年前にもなりますので、細かくは思い出せないことも多いです。

しかし、やはりあの高校での3年間は一番一生懸命に吹奏楽に対峙していて、41歳の今でも、演奏会前なのに練習に間に合わない、楽器を忘れた!という夢をしょっちゅう見ます(笑)

本当に練習に明け暮れた3年間だったなあと思い出します。その後は東京の大学でサークル程度で続けて、就職と共に辞めてしまったのですが、最近、小学校六年生の娘がピアノの発表会に出るというので、つい、私もフルートで出る!と言ってしまいました。

久しぶりに吹いたフルート、音はなかなか戻りませんでしたが、吹いていると高校時代のあの感じが戻ってきたのです。

ソルフェージュ!当時の顧問小林泉先生の表情と周りのみんなの音、音楽室の空気の感じ。体に染み付いていたのですね。

ホールでのピアノ発表会自体は延期になり、オンライン発表会となりましたが、その後は度々週末に吹いて、来年の発表会にも出ようと思っています。

今年は演奏会が延期になったり、イレギュラーなことがたくさんあり、心が折れることもあるとは思いますが、今、目の前にある、出来ることを淡々と続けることが、長い目で見たら、きっと何か自分の糧になるのではないかと、私は思います。

東京で生活しているため、長野にはなかなか帰省できませんが、皆さんの活躍をオンラインなどで見て、いつも元気をもらっています。

どうか、無理はせず、でも出来たら、続けてほしいと思います。

葛尾瑞穂より。

[掲載日:2020年9月22日]
※エピソードは執筆者の卒業年度のカテゴリーに掲載させていただいております。そのため掲載日と掲載順が異なりますことをご了承ください。

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