「長野高校吹奏楽班ヒストリー」を拝見し、あまりの懐かしさにメールを思いついた次第です。私は滝沢君と同学年の青木と申します。
「演奏会」について書かせていただきます。我々は、吹奏楽班に入って直ぐに演奏会の話を聞かされました。単独での演奏会の経験が全くない、ゼロからの開催でしたので、2年上の先輩方は本当に大変だったと思います。その情熱は今も覚えています。
「お花見」は今も続いているのでしょうか? あの頃は桜がまだ4月末まであって、その頃班員全員でお花見に行くという行事でした。そこで自己紹介をして、親睦を深めるのがねらいなのですが、その場で、3年生が演奏会のことをとても熱く語ってくれました。その時私は何だか次元の違う世界に飛び込んでしまったような感じにとらわれたことをはっきり覚えています。ゼロからの開催の演奏会でしたが、OB演奏会(当時はそう呼んでいました)はすでにありましたので、それが支えになったことも成功した要因だと思います。OBの方々の支援も忘れてはならないと思います。第1回のプログラムも載せられています。もちろん手作りですが、それがかえって先輩方の情熱を伝えてくれています。
我々の代での演奏会は第3回になるわけですが、開催するにあたり、1回・2回を経た演奏会をどう発展させるのか、違ったものにするのかを悩み議論しました。(もちろん第2回の時も1年上の先輩は悩んでいました)こういった新しいものを求める姿・情熱は毎年受け継がれ、今の吹奏楽班の発展につながっているのだと思います。
現役諸君の人数が減少していると聞きますが、このサイトが吹奏楽班の楽しさを広げてくれて、入部する諸君が増えてくれればと願っている次第です。これからの吹奏楽班の活躍を応援しています。
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